2019-11-04 侘び寂びの女たち essay コーラス本番当日。 朝、いつも通りのルーティンをこなし、いざ会場へ。相変わらず優柔不断な空模様だが思ったより気温は高く穏やかな風の通りが心地よい。 まぐれ当たりのルーレットみたいな晴れ間が辺りを一瞬をかすめて、常緑樹と紅葉のコントラストが寂びた背景に映えてしみじみ美しい。 午後3時半 ステージ終了。 女盛りをとうに過ぎたメンバーによる「身の丈に合った」歌声もまた、不断の努力と心を一にした一瞬の輝きをもって、幾らかの心ある聴衆の耳に静かな侘び寂びの旨みを届けたに違いない。 雨の切れ間のわびさび🍁 雨けぶりし遠目に見れば、水もしたたる好い建物に見えなくもない