2019-10-27 こんな小春日和の穏やかな日は essay 久しぶりに両親と休日ドライブ。 菊日和の晴天のなか、広い広い平原をどこまでも東に駆け抜けて、辿り着いたは大きな通り沿いの森の一画に佇む某美術館。ここで開催中の北斎展を観賞するのが本日の主な目的。 遠くの街で忘れかけてた「ひとやすみ」に出遭う。 そんな名前のついた小径をゆっくり歩いていたら、突然目の前に目が眩むほど鮮やかな一面の紅、紅、紅。 ダメよだめよと思いつつ、ひとやすみを一休みして焦るようにシャッターを切る。 ああ、この透き通る秋色はどうしても私を休ませはしないのだ。 いい名前の小径哉 児童館前の紅葉に目が醒める いいかたちだな。 小春日和の青空 何度も立ち止まり来たみちを振り返りつつ 最後は花より団子哉